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ドヴォジャーク 男声合唱曲 「フィドル弾き」Huslař (抄訳)より

アントニーン・ドヴォジャーク (1841-1904)
06 /13 2017
男声合唱曲 「フィドル弾き」Huslař (抄訳)より

ドヴォジャークの声楽曲の対訳をねちねちと点検中。分からない箇所をチェコ人の音楽学者にメールで問い合わせると、100年以上の前の民謡はもうチェコ人にも分かりません、と言いつつ添削して下さる。有難うございます。
Op.番号の無い合唱曲を読んでいて、あれ、どこかで聴いたことがあるなあ、と思い、文献にあたるとちゃんと書いてあった。この合唱曲は「交響的変奏曲」に転用されていますね。だが歌詞を読んでみると、ああ、そういうことか、と目の前が開けた思い。これは歌詞を知ると、曲の解釈はがらっと変わると思いますよ。当時のチェコ人に宛てた政治的な含蓄がありますね。そしてユーモラスな自画像が。

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「フィドル弾き」Huslař (抄訳)


Já jsem huslař přeubohý,
俺は哀れなフィドル弾き
nemám jen tu hřivnu,
持っているのは才能だけ
a přec všudy se mi daří,
だがどこへ行っても見事に弾き
kam širákem kývnu.
鍔広帽を振って会釈する。

Mé píseňky polní kvítí,
俺の歌は野の花、
ono ňadra zdobí,
女たちの胸を飾り
děvčátka z těch sladkých zvuků
彼女らはその甘い響きで
pérečka* si zrobí.
花輪を編む。

A v každičkém takém květu
そしてどの花にも
pohár šumné vůně,
愛らしく香しい盃がある
by se těšil, kdo na lásku
慰めるように、愛ゆえに
v srdélenku stůně.
心のなかで苦しんでいる者を。

By se těšil, komu slzy
享受するように、涙が
napadaly k líčku,
頬を濡らす者が
pro tu milou, milučičkou
愛しく大切な
naši svobodičku.
われらの自由を。

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ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

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