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ドヴォルジャークのオペラ「アルミーダ」から 第三幕冒頭の合唱

アントニーン・ドヴォジャーク (1841-1904)
04 /18 2017
ドヴォルジャークのオペラ「アルミーダ」から
死の前年に書いた遺作「アルミーダ」第三幕冒頭の合唱は、作曲者が最後に行き着いた幻想の境地。


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Poutníku, jenž pouště prachem
砂漠で砂にまみれた巡礼よ、
potácíš se žízní mdlý,
お前は喉が渇き、半死半生で歩いている、
pohleď, kterak zhoubným nachem
ごらん、どんなに危険なことか
z dálky hrozí Samum zlý;
遠くから恐ろしい砂漠の熱風が迫ってくる、
v oázu sem pospěš v loubí,
このオアシスの木陰に早くおいで、
kde se staré kmeny snoubí,
そこには古い大木が並び、
v jejich vonné, stinné hloubi
木陰には芳香が漂い、
oddech, mír a láska dlí.
安らぎと、平和と愛がある。
Oáza tu kyne chladná
オアシスは涼しい風で手招きし、
a v ní vztyčen vzdušný hrad,
蜃気楼のように城がそびえる。
léč nehrozí tady žádná,
それでもここには何の危険もなく、
nepadneš zla do tenat,
悪の手に落ちることもない。
V hustém listí oranž zlatý
生い茂った木陰には黄金のオレンジが
čtverácky se usmívá,
悪戯っぽく微笑んでいる、
hnědý fík a kropenatý
褐色の無花果と斑点のある
banán tam se ukrývá,
バナナがそこに隠れている。
perly zrn v svém nitru chová
真珠のような穀物が殻の中で育ち
plodů hojnost granátová,
豊かな柘榴の実が
mezi nimiž věčně nová
永遠の新鮮さをたたえ、
svěžest listí prochvívá.
鮮やかな葉はかすかに揺れている
Pestří lítají zde ptáci
色とりどりの小鳥たちが飛びまわる、
větví tmou jak plameny,
暗い木陰に炎が走るように
ten v jas tryskne, v stín se ztrácí,
明るい所に飛び出し、影の中に見えなくなり
hrají v drahé kameny.
宝石の中で戯れているかのよう。
A než naděješ se náhle
そしてお前は突然気付く、
v květné stoje souvrati,
花につつまれた大地の際に立ち
políbení na rty sprahlé
接吻に飽きたらなくなる、
jako vír tě uchvátí;
渦巻きがお前を呑み込むように、
bílá ňadra, plné boky
純白の乳房、見事な腰付きが
vhrouží tebe v blaha toky,
お前を悦楽の流れに沈め
plamennými hltáš loky
お前は炎のような勢いで呑み込み
lásku v šťastné závrati.
愛の幸せに眩暈する。

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ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

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