スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロドリーゴ 歌曲集「ロサリアナ」より1

ホアキン・ロドリーゴ(1901- 1999)
05 /10 2015
ロドリーゴが、ガリシアの国民的な女流詩人ロサリア・デ・カストロの詩4編に作曲した作品集。

この詩人について、桑原真夫氏が「ロサリア・デ・カストロという詩人」(沖積舎、1999年)という評伝を、さらに近年には詩集全訳を出版されている。前著に所収のテキスト・対訳から逐行訳にさせて頂いた。

ガリシア地方の民俗舞踊に乗って歌われる、この伸びやかな旋律!原詩集は冒頭に村祭りの情景が描かれ、海の音、川の囁き、虫の声、花の咲き乱れる渓谷と、ガリシアの美しい風物とことばが描写される。音符が一音一音、草花の香気のように大空に流れていくようだ。さあ、春のガリシアへ!



ロドリーゴ 歌曲集「ロサリアナ」より

作曲 ホアキン・ロドリーゴ (1965年)
原詩 ロサリア・デ・カストロ(1837-85)
「ガリシアの歌」第一章 第四編より

 Cantarte hej, Galicia,
歌いましょう、ガリシアよ、
teus dulces cantares,
あなたの優しい歌が
que así mo pediron
私に囁く
na beira do mare.
海の汀で。

 Cantarte hei, Galicia,
歌いましょう、ガリシアよ、
na lengua gallega,
ガリシアの言葉で、
consolo dos males,
苦しみを和らげ、
alivio das penas.
不幸を忘れるため。

 Mimosa, soave,
甘く、優しく、
sentida, queixosa,
痛々しい、ガリシアよ。
encanta si ríe,
微笑みは幸せを、
conmove si chora.
涙は苦しみを伝える。

Cal ela ningunha
このうえもなく甘く
tan dose que cante
切なく歌う。
soidades amargas,
ノスタルジアの苦しみや
sospiros amantes.
恋人のため息を。

Misterios da tarde,
謎めく夕べよ、
murmuxos da noite:
宵のざわめきよ、
cantarte hei, Galicia,
歌いましょう、ガリシアよ、
na beira das fontes.
せせらぎの水音とともに。

Que así mo pediron,
私に囁き、
que así mo mandaron,
強いるもの。
que cante a que cante
それは歌うこと
na lengua que en falo.
私の話す言葉で。

コメント

非公開コメント

ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。