FC2ブログ

スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロドリーゴ 歌曲「モッセン・シィントの三幅画」より2 

ホアキン・ロドリーゴ(1901- 1999)
05 /03 2015
森の小鳥や動物たちに語りかけたという、アッシジの聖フランチェスコ伝説のヴァリアント。夏の自然のなかに佇む聖者の、浄福の境地を歌い上げたこのロドリーゴの音楽!与えられた命を神への賛美の歌に捧げ、天に召される蟬の一生と、聖フランチェスコの生涯が重なる。伝統的な題材をこれほど簡潔な音で描いて、こんなにも深い感動を呼ぶことが出来るなんて!

歌曲「モッセン・シィントの三幅画」より2 TRIPTIC DE MOSSÈN CINTO

原詩 モッセン・シィント・ヴェルダエル (1845-1902)
作曲 ヨアキン・ロドリーゴ(1946年)
*カタルーニャ語歌詞。(英訳より重訳)



第3曲「聖フランチェスコと蟬」Sant Francesc i la cigala

Lo convent és tan petit
その修道院はとても小さく
que una serment l'engarlanda,
一本の葡萄の樹で覆われていた。
on un dia al pic del sol
そのため真昼には
s'ou cantar una cigala.
蟬の歌が聞こえた。
Zigaluzet.
「ジーガルゼ」と。

Ja li crida San Francesc:
蟬に語りかけたのは聖フランチェスコ:
-- Vine, vine, oh ma germana;
「おいで、おいで、おお、わが妹よ
vine i canta una cançó
おいで、歌をうたおう
al bon Déu que t'ha criada.
お前を造りたもうた造物主に
Zigaluzet.
「ジーガルゼ」と。

La cigala no fa el sort,
蟬は耳は聞こえなかったが
sobre sos dits se posava,
聖者の指にとまって
I canta que cantarás
歌い続けた
la cançó de l'estiuada.
夏の歌を。
Zigaluzet.
「ジーガルゼ」と。

Cada dia al dematí 
毎日、朝になると           
brunzidora redevalla.
奔流のような声がはじまった。
Quan vuit dies són passats
八日が立つと
ja li diu tot amoixant-la.
神をほめ讃えながら蟬は言った
Zigaluzet.
「ジーガルゼ」と。

(短い間奏-蟬の死)

Cigaló, bon cigaló,
蟬よ、善良な蟬よ
t'hem sentit una vuitada;
私たちはお前の八日の祈りの歌を聞いたよ。
on Déu te vulla ara ves
さあ神様が召されるところに行きなさい
a puntejar la guitarra.
ギターを爪弾いて歌いながら
Zigaluzet.
「ジーガルゼ」と。

*vuitada→octave(宗)八日祭

コメント

非公開コメント

ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。