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ドヴォジャーク 歌曲「四つの歌曲」より(糸杉)

アントニーン・ドヴォジャーク (1841-1904)
04 /06 2015
若きドヴォジャークがこの原作詩集に強く惹かれ、わずか4週間で18曲の歌曲集を書き上げた原動力は、当時の恋の苦悩ともうひとつ、音楽家としての創作欲を刺激する詩がこの詩集にあったのだと思う。たとえばこの詩、森のかすかな葉擦れの音を、チェコ語のŠ音(ドイツ語ならsch音)で巧みに写している。自分の手でぜひ歌曲に、とドヴォジャークが楽しみながら書いた姿が、弾むような明るい曲想から想像できる。ドヴォジャークは自然の中を散策するのが大好きだったそうだ。

新緑の季節、こんな曲を聴きながら山を歩いてみたいですね。

歌曲集「糸杉」Cypřišeより
(「四つの歌曲」B124に収録)

歌詞:グスタフ・プフレーガ・モラフスキー
作曲:アントニーン・ドヴォジャーク(1865年、24歳)


(7分40秒から)

(「糸杉」第13曲)
Na horách ticho a v údolí ticho,
丘は静かで、谷も静か
Přiroda dříma sladký sen
自然は甘美な夢をみている
A vzduchem táhne tajemné váni,
するとかすかなそよ風が吹き
Ke kmenu v lese šepce kmen.
森の木々はささやきを交わす。

A lesy šumí v modravou dáli,
森はざわめく、青く霞む彼方まで
Když dechne vání na lupen,
そこでそよ風は葉を揺らす
Šumí a šumí dále a dál,
さやさや、さやさやと、ほら、ほうら、
S šuměním táhne tak mnohý sen!
囁きとともに吹き渡る、限りない夢が!

Přiroda自然、dříma=dream、vzduch空気、戸外、táhne→táhnout吹く、飛ぶ、tajemný不思議な、密かな、vánek微風、kmen樹の幹、šumí→(三・単)šumětざわめく、騒ぐ、lupen大きな葉

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ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

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