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ドヴォジャーク 歌曲集「愛の歌」より1

アントニーン・ドヴォジャーク (1841-1904)
03 /30 2015
同じ原曲集から生まれた姉妹作品、弦楽四重奏「糸杉」と歌曲集「愛の歌」(共に1887-88年編曲)を重ねて聴き、歌詞の対訳を進めている。すると自分の知らなかったドヴォジャークの姿が見えてきて、ただ驚くばかりだ。ドヴォジャークがらの手紙を読み解き、その心の旅を辿っているような思いがする。



歌曲集「愛の歌」より

歌詞:グスタフ・プフレーガ・モラフスキー
作曲:アントニーン・ドヴォジャーク(1865年、24歳-編曲1887年)

第7曲「君の目の甘美な力に」
V té sladké moci očí tvých
君の目の甘美な力に、
Jak rád, jak rád bych zahynul,
僕は喜んで、喜んで死ぬ。
Kdyby mě k životu jen smích
生きていても何だろう、君の微笑む
Rtů krásných nekynul.
美しい唇が待っていなかったなら。

Však tu smrt sladkou zvolím hned
僕はためらいなく甘美な死を選ぶ
S tou láskou, s tou láskou ve hrdí:
この愛に、この心からの愛に。
Když mě jen ten tvůj smavý ret
ただ生きてみたい、君の微笑む唇が
K životu probudí.
命に目覚めさせてくれるならば。

Rtů→ret唇、smích =Smile、nekynul(仮定法)kynout(手や頭を)振る、待ち受ける 、Kdyby+動詞の過去形→(小辞)強い願望、Všakけれども、zvolím→zvolit(一・単)選ぶ、hnedすぐに、ve hrdí→v+hrdosti前置格・・の中で(に)、probudí→probudit(三・単)目覚めさせる

これほど追い詰められた苦しみを歌った若き日のドヴォジャーク。ドヴォジャークの作品のあの暖かい、ノスタルジックな響きは、こうした苦悩を乗り越えた人だけが書くことのできる響きだったのか。

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ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

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