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マヌエル・デ・ファリャ 歌曲集「三つの旋律」1

マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)
01 /02 2015
バレエ音楽「三角帽子」や「恋は魔術師」で知られるスペインの作曲家ファリャは、4曲のフランス語歌曲を残しています。そのなかでこの「三つの旋律」はフランス滞在時代に書かれた作品ですが、同時代のフランス人作曲家に伍して全くひけを取らない、素晴らしい作品です。伸びやかな旋律にからみあう、このマジカルなピアノの書法!ぜひスコアを見ながら聴いてみてください。原詩の天駆ける幻想が目に浮かんできます。

歌曲集「三つの旋律」

原詩 テオフィル ゴーチェ
作曲 マヌエル・デ・ファリャ (1909)

1.「白鳩の群れ」Les colombes 


Sur le coteau, là-bas où sont les tombes,
丘の上、墓石の並ぶ斜面に
Un beau palmier, comme un panache vert
美しいヤシの木があり、緑の羽根飾りのよう。
Dresse sa tête, où le soir les colombes
木はすっくと立ち、夕べには白鳩の群れが
Viennent nicher et se mettre à couvert.
やって来る、ねぐらで安らぐために。

Mais le matin elles quittent les branches;
けれど朝には白鳩たちは枝を飛び立つ
Comme un collier qui s'égrène, on les voit
糸の切れた首飾りのように、それは見える
S'éparpiller dans l'air bleu, toutes blanches,
青い空に散っていった、純白の鳥たちは
Et se poser plus loin sur quelque toit.
羽根を休める、さらに遠くのねぐらで。

Mon âme est l'arbre où tous les soirs comme elles,
私の魂はあの木のよう、毎晩、白鳩たちのように
De blancs essaims de folles visions
白く狂おしい幻想の群れが
Tombent des cieux, en palpitant des ailes,
天から降りてくる、翼を震わせながら。
Pour s'envoler dès les premiers rayons.
そして飛び立つ、曙の光が差す時に。

ソプラノ版;

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ISATT

愛好する歌曲・カンタータの試訳集です。

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