ホアキン・ロドリーゴ 歌曲「郭公の歌」

ホアキン・ロドリーゴ(1901- 1999)
04 /26 2015
突き抜けるほど青いスペインの空、深い沈黙のなかに降ってくる郭公の声。強い太陽の光が、地面に刻まれていきそうなほど深い影を作る。その影を引きずりながら男は歩いていく。



「郭公の歌」Canción del cucú

作詞・作曲 ホアキン・ロドリーゴ(1937年)

Cuclillo, cuclillo canta,
郭公、郭公が歌う
días son de cantar,
この歌の日々に
Pronto el duro cierzo
すぐに厳しい北風が
corre por el pinar.
松林を吹き抜けるだろうから。

son→ser(三・複)、duro難しい、厳しい、cierzo(冷たい)北風、corre→correr(三・単)走る・吹く

Dime si otros bosques
言っておくれ、新たな森を
un día yo veré,
いつの日か僕は目にするだろうか
Si la lejana tierra
彼方の大地に
muy pronto hallaré.
間もなくたどり着くのだろうか。

dime(命令形+代)→decir述べる・話す、otros別の(other)、bosque森、veré(未来形)→ver見る、lejana遠い、

Di si por estos mundos
言っておくれ、この世界を
vagando siempre iré.
僕はずっと放浪してゆくのだろうか
o si mi vida errante
あるいは僕のさ迷う人生が
muy pronto acabaré.
間もなく終わるのだろうか。

Di(命令形)→decir、vagando→vagar放浪する、siempreいつも、iré(未来形・一単)ir(=run)、acabar終わる

Pájaro, buen pajarillo
鳥よ、愛しい小鳥よ
dime si es verdad:
言っておくれ、あれは本当なのか。
¡Ella dice que siempre,
彼女は言った、ずっと
siempre me seguirá!..
ずっと僕を追いかけていくと.。

Cuclillo, cuclillo canta,
郭公、郭公が歌う。

pájaro小鳥、verdad真実・真理、dice→decir(三・単・現)
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ISATT

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