長田弘 - 「人はかつて樹だった」

コンデジ(Olympus & Sigma)と日記
01 /31 2008









自由とは、どこかへ立ち去ることではない。

考えぶかくここに生きることが、自由だ。

樹のように、空と土のあいだで。


長田弘さんの詩集「人はかつて樹だった」(2006年、みすず書房)に収められた詩から、断片的引用をふたつ。これらの数行に込められた思いを心から感じるために、ぜひ全編を読んでいただきたいと思う。

この詩集は「思わぬがんの告知を受けた家人に付き添って、傍らに、樹のように、ただここに在るほかない、この冬からの日のかさなりのなかで編まれた」という。


一日が、はじまる。―

ここに立ちつくす私たちを、

世界が、愛してくれますように。


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